理念方針

理事長所信

はじめに
 青年会議所に入会していなければどうなっていただろうか。青年会議所活動が忙しい時苦しい時に考えることがある。結婚をし妻と子どもがいて、毎日仕事をし帰宅後は家族との団欒を楽しむ、そんな日常を送っていたであろう。そんな人生もあったかもしれない。しかし富岡青年会議所に入会し、苦労や困難の先にある達成感や自身の能力向上、事業を仲間たちと共に作り上げる楽しさを知り、「若い時の苦労は買ってでもせよ」の意味を実感し、あの時の苦楽が今の自分を作り上げてくれたのだと確信しております。  
 また入会当初は若く、社会人としても経験の乏しい未熟な私に、先輩方は青年会議所や社会人としての振る舞いや考え方を教えていただきました。そして厳しくも楽しい青年会議所運動を通じ一生涯付き合えるかけがえのない仲間たちと出会うことが出来ました。この感謝の気持ちと青年会議所だからこそ経験できる貴重な体験を会員へ伝え、会員がやりがいと入会したメリットを感じられる富岡青年会議所を目指します。


創立60周年を迎えて
 1964 年 4 月 14 日に創立した富岡青年会議所は本年度 60 周年という大きな節目を迎えます。これもひとえにその時代や世情のニーズを捉え、青年としての英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会を目指し長きにわたる運動・活動に邁進された先輩諸兄のご尽力の賜物であります。また、我々の運動・活動に賛同し多くのご協力をいただける地域住民や協力団体、行政や地域企業の温かな支援、そして県内 11 会員会議所の仲間たちがいなければ創立 60 周年を迎えることは出来なかったと心より感謝いたします。
 しかし 60 周年という節目を迎えた富岡青年会議所は大きな転換期を迎えています。年々減少する会員数、会員数に比例し受け継ぐべき伝統や考え方、運動・活動の意義の希薄化、個人の負担が増え本来の青年会議所の楽しさが感じられず苦行と感じる会員も多くなっています。
 現状において 2024 年は期首会員が 20 名を下回ることが予想され、2025 年は重要な役職を受けられる会員も少なくなっていると考えられます。会社で言えば機能不全間近な上、毎年赤字経営を続けている状態であり、抜本的な改革や新たな富岡青年会議所の在り方を考えなければいけない時が来ました。今後 70 周年、80 周年を目指すと言うのは簡単ですが、現状を精査し今後の富岡青年会議所の在り方を真剣に考え、現役会員と先輩諸兄と共に方向性を見出だし実行に移します。


夢あふれる甘楽富岡地域へ
 新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが第 5 類に移行し、ウィズコロナの時代からアフターコロナの時代となり社会や経済活動が活発化しております。しかし物価の高騰や先行き不透明な景気動向、異常気象による災害や懸念される大型地震、少子高齢化や人口減少による働き手の不足など「明るい豊かな社会」を目指す私たちには大きな問題が山積みになっています。
 しかしながら、いつ終わるともわからない新型コロナウイルスの脅威を乗り越えた私たちには、様々な問題を解決あるいは乗り越える力があります。それは明るい未来を夢見る想像力と夢を実現する実行力です。甘楽富岡地域においても多くの問題が山積し、なかなか夢を描きづらく語りづらい現状がありますが、夢を描き実現しようとする人が多くいます。そのような人たちが輝ける明るい豊かな夢あふれる甘楽富岡地域を目指します。

思いやりある組織へ

 青年会議所には「修練・奉仕・友情」の 3 信条のもと運動・活動を展開しており、富岡青年会議所の伝統として会員が耐えうる修練を積ませ会員の成長を図ってきました。しかしながら、現在の富岡青年会議所は会員数が減り一人当たりの活動量も増えた上に、横と縦の連携が取れず一人で抱え込んだ結果、心身ともに疲弊してしまう会員が多くなっています。また青年会議所には役職があり、その役職にあった動きを求められます。しかしその役職があるがゆえに他委員会に協力しづらい、あるいは協力をお願いしづらい状況や、自分の役職に関係がなく他人事と捉えることも多々あったと感じます。
 しかし会員数が減っている現在において富岡青年会議所に所属している以上、関係ないことはありません。会員数が少ないからこそ些細なことでも共有し、横と縦の連携も活発に行い、他者を思いやり自分自身の事も大切にできる環境を構築します。

おわりに

 富岡青年会議所が 60 周年を迎えるにあたり、先輩諸兄や関係各所に多くの感謝を伝える年となります。その中でも忘れてはならないのが家族や会社、そして共に支えあってきた青年会議所の仲間がいるからこそ、我々は 60 周年を迎えられ青年会議所運動・活動に邁進できます。日頃の支えや協力は当たり前ではなく、常に気づかぬところで支えてくれている家族や会社、仲間に感謝すると共に会員の成長と我々の運動や活動結果をもって恩返しいたします。
 自身を取り巻く環境と支えてくれる仲間たち、ここまで成長させてくれた富岡青年会議所に感謝し、第 61 代理事長として富岡青年会議所に恩返しが出来るよう 1 年間邁進することをお誓いし所信といたします。

基本理念

夢を見て、夢を描き、夢を追う

基本方針

言葉と行動で感謝を伝える
夢あふれる甘楽富岡地域へ
他者と自身を思いやる青年会議所へ

2024年度LOMスローガン

進取果敢
夢あふれる地域を創ろう
団体沿革
2019年
創立50周年記念事業 開催
2016年
内閣総理大臣表彰受賞
2014年
富岡製糸場 国宝指定
2014年
富岡製糸場と絹産業遺産群世界遺産登録事業
「プロジェクションマッピング~富岡製糸場から世界へ伝えたい想い~」
2014年
富岡製糸場と絹産業遺産群 世界遺産登録
2014年
富岡市長選公開討論会 開催
2010年
全国会員大会 小田原大会副主管
2010年
富岡市長選公開討論会 開催
2009年
サマーコンファレンス ブース出展
2009年
ASPAC長野大会 ブース出展
2007年
関東地区フォーラム副主管「関東フォーラム」in前橋
2007年
ASPACチュンリー大会 ブース出展
2007年
富岡製糸場ユネスコ世界遺産暫定リスト登録
2006年
群馬ブロック協議会 第36回会員大会in富岡 開催
2006年
富岡市長選公開討論会 開催
2005年
全国会員大会in姫路 会員拡大委員会 拡大部門にノミネート
2004年
創立40周年記念事業 開催
2000年
日本青年会議所会頭公式訪問
1999年
創立35周年記念事業 開催
1994年
創立30周年記念事業 開催
1989年
創立25周年記念事業 開催
1985年
冒険学校群馬センター設立
1984年
20周年記念式典開催 さだまさしチャリティーコンサート
1979年
ブロック会員大会 社団法人化テーマ制度確立
1979年
15周年記念式典 開催
1974年
10周年記念式典開催 ブロック会員大会
1973年
岡谷J.C姉妹J.C締結
1968年
5周年記念式典 開催
1967年
J.Cルーム新設
1965年
認証証伝達式
1964年
富岡青年会議所設立
一般社団法人 富岡青年会議所
〒370-2316
富岡市富岡1121-1 富岡商工会議所会館1F
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