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至誠一貫 愛をもって地域を照らす「光」となろう 

理事長所信


〜改〜 明るい豊かな未来のために

 創立 60 周年を控えた富岡青年会議所は今、窮地に立たされています。青年としての高き理想と熱き情熱をもって、1964 年に富岡青年会議所が設立されてから多くの諸先輩方が残された功績は、現 在でも我々の活動地域のみならず、県内県外でも記録に残り、記憶にも刻まれています。しかし、 現在では、会員数減少と指導力不足、そして経験年数の浅い会員の増加により、本来受け継ぐべき 考えや活動・運動を行えていない現状があります。これは我々世代の特徴とも呼ぶべき、景気の低 迷等を理由に失敗を恐れ、前向きな考えを持つことを控え、経験したことのない困難に立ち向かおうとする姿勢が見えない、見出せないからだと考えます。青年会議所とは、困難や窮地に立たされた時こそ力を発揮する団体であると私は考えます。2021 年度は意識改革という信念を持ち、基礎固めを中心に青年会議所活動・運動を通じて価値観を向上させることのみならず、家庭や地域など広い世界にアンテナを張り、常に我々青年会議所と地域の明るい豊かな未来のために活動、運動をしてまいります。

〜築〜 創立 60 周年に向けた強固な組織の構築

 青年会議所で得られる知識や知恵、能力はどこの組織にでも通用する力であり、青年会議所会員 の特権でもあります。資金管理や資料作成、事業計画、礼儀作法、交渉力など、青年会議所に入会 したからこそ得られた力であり、会社や家庭はもちろん、どのような場面でも活用でき、将来それぞれの人生の糧となります。しかし、その力を発揮しないことは青年会議所活動・運動を行っていないと判断せざるを得ません。 青年会議所活動・運動は訓練であり、将来立ちはだかる仕事や人生の中で、困難を打開するため のものだと考えます。さらに、その訓練を欠かさずに確実にステップアップしていく必要がありま す。2021 年度は「JCとして、JAYCEEとして学ぶべきこと」を学び、縦と横の連携の大切さ や正確に物事を処理していく研修を重ね、組織の基盤強化と他LOMとの連携や、関係団体との結 束を改めて構築し、数年後に控えた 60 周年へ向けた強固な組織構築を行います。

〜想〜 多様な変化に対応できるまちづくり

 世界遺産登録から 6 年以上が過ぎた今、富岡製糸場関連や既存の観光名所があるだけでは我々の 活動地域を活気付けることはできません。地域社会の開発の為、新たな地域や未だフォーカスされていない宝物の価値を、若い世代のリーダーとしてより多くの方々に伝播していかなければいけま せん。常に行政、地域と連携し、より多くの情報を得て、想いを共有し、変化の速い世の中のニー ズを確実に捉えて解決していくことが必要です。また世の中を変えるのは若い世代の使命であり、 若い世代こそ大きな声を挙げることを求められています。若者の発想力と行動力で今までの概念を 払拭、もしくは改善し、今後は固定観念にとらわれない、積極的、継続的に行われるような「若者 の想いを地域に届ける」まちづくり事業を展開してまいります。 また現代、全国的にも問題となっている晩婚化、少子化に対しても我々青年会議所が率先して、 対策や事業発案を行い、地域の数十年数百年先の将来も創造できるような環境を目指すと共に、会 員の既婚率向上や子育て支援にも繋げ、「想いを汲み取るまちづくり」も行います。

〜愛〜 魅力溢れる人材育成

 人生とは人との出会いで大きく変わるものであり、常に価値観を向上し、成長していかなければ いけません。言い換えれば、人は他者に大きな影響を与えるものであり、個々の成長は世の中において非常に重要であると言えます。魅力溢れる人には愛があり、その愛に人は引かれるのであると 考えます。また限界の設定は自分が決めるものであり、成長を止めてしまうことでもあります。それぞれの能力はもちろん同じではなく、自分を知り、それぞれに合った長所の向上と短所の改善を 行い、各所でリーダーシップを発揮し、より多くの人々の共感を得ることで、人格形成ができ、より良い価値観を備えた人生を歩むことができます。2021 年度は、会員が近い世代と共に自分を知り 自己研鑚、指導力開発を重ね、いかなる状況でも「愛に溢れ、人から求められる存在」となれるような研修を行います。 また、青少年育成においては、我々から子どもへだけではなく、行政や学校、子育て世帯とも連携し、親子が真っ直ぐに向き合い、愛と教育の大切さを再発見できる環境を作り、引きこもりやい じめ、DV、SNS問題の改善など、「愛を感じる家族教育」を応援する事業を行ってまいります。

〜支〜 緊急事態に即座に対応できる体制づくり

 近年、台風豪雨による洪水などの自然災害や、COVID-19 などの蔓延により、我々や地域が経験 したことのない、未曽有の事態が連続して私達の活動エリアでも起こっています。今、我々こそ地 域のオピニオンリーダーとして会員個人としても、それぞれ適材適所で考えや行動を起こし、地域 を支え、課題解決をしていかねばなりません。2021 年度は「緊急事態対策チーム」結成し、予測 を立てると共に、よりスピーディに行政、団体と連携し、対策・支援を実行できる体制づくりを行 います。

〜力〜 会員拡大

 現在の富岡青年会議所の未来は、会員拡大にかかっているといっても過言ではありません。会員 増強により、補助金や支援金に頼った活動資金問題の解決、活動域の縮小・活動量の減少の改善、 地域への発信力と影響力の増大、そして多種多様な考えを取り入れることができます。また、数は 力という言葉がありますが、数に固執するのではなく、入会に至ってからの速やかな指導や研修に も力を入れていくべきであります。 近年は会員拡大室や会員拡大チームといった担当者を設けた会員拡大活動を行ってまいりました が、目標達成には程遠く、今、大きな方向転換が必要です。2021 年度は担当者を設けることなく、 理事長を先頭に全会員が一丸となって「共に成長していける同志」を増やしてまいります。

〜光〜 富岡青年会議所は決して終わらない

 窮地と好機は両輪であります。規制が多く、自然淘汰が目立つ世の中で、「青年会議所は時代錯誤」 というようなことを言われることがあります。しかし、富岡青年会議所はまだまだ成長できる団体 であると私は信じています。現在の状況を正面から受け止め、歯車を掛け直し、意思統一し、一人 ひとりが改善と発展を目指し、委員会運営、例会、事業を進めていき、結果に繋ぐ事ができれば、 きっと今後の富岡青年会議所の起点となるような 1 年を運営することができます。私が入会して 10 年、多くの諸先輩方、地域の関係諸団体の方々、現役後輩の皆さんから大変多くの刺激をいただき ました。今、若さだけの安直な考えを改め、「青年たる修練・奉仕・友情」の三信条の名の下に活動 する青年会議所の、2021 年度理事長に立候補できる自分になりました。皆様への感謝と共に、1 年 間精一杯情熱を注ぎ、富岡青年会議所の未来を照らす「光」をもたらすことをお誓いし、所信とさせていただきます。

 


  基本理念

至誠一貫


  基本方針

将来を創造し、行動しよう
自分を信じ、常に前進しよう
責任を果たして、達成感を得よう



  2021年度LOMスローガン

至誠一貫 愛をもって地域を照らす「光」となろう


  団体沿革

2019年
創立50周年記念事業 開催
2016年
内閣総理大臣表彰受賞
2014年
富岡製糸場 国宝指定
2014年
富岡製糸場と絹産業遺産群世界遺産登録事業
「プロジェクションマッピング〜富岡製糸場から世界へ伝えたい想い〜」
2014年
富岡製糸場と絹産業遺産群 世界遺産登録
2014年
富岡市長選公開討論会 開催
2010年
全国会員大会 小田原大会副主管
2010年
富岡市長選公開討論会 開催
2009年
サマーコンファレンス ブース出展
2009年
ASPAC長野大会 ブース出展
2007年
関東地区フォーラム副主管「関東フォーラム」in前橋
2007年
ASPACチュンリー大会 ブース出展
2007年
富岡製糸場ユネスコ世界遺産暫定リスト登録
2006年
群馬ブロック協議会 第36回会員大会in富岡 開催
2006年
富岡市長選公開討論会 開催
2005年
全国会員大会in姫路 会員拡大委員会 拡大部門にノミネート
2004年
創立40周年記念事業 開催
2000年
日本青年会議所会頭公式訪問
1999年
創立35周年記念事業 開催
1994年
創立30周年記念事業 開催
1989年
創立25周年記念事業 開催
1985年
冒険学校群馬センター設立
1984年
20周年記念式典開催 さだまさしチャリティーコンサート
1979年
ブロック会員大会 社団法人化テーマ制度確立
1979年
15周年記念式典 開催
1974年
10周年記念式典開催 ブロック会員大会
1973年
岡谷J.C姉妹J.C締結
1968年
5周年記念式典 開催
1967年
J.Cルーム新設
1965年
認証証伝達式
1964年
富岡青年会議所設立

一般社団法人 富岡青年会議所

〒370-2316
富岡市富岡1121-1 富岡商工会議所会館1F

TEL 0274-62-4033